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WAP log 移転のお知らせ!!!!


2006年より、長らくご愛顧(?)いただいていました、こちら「WAPlog」ですが、このたび、tumblrへ移転いたします。

「新」WAPlogは、コチラです。→ http://watarase-art-project.tumblr.com




過去の記事はとても愛着があるものばかり。
2006年からの、ダラダラ、ゆるゆるな記事は、いま読み返しても涙がちょちょぎれそうなほどです。
閲覧用として、こちら「旧」WAPlogは残しておきますが、ぜひみなさま、「新」WAPlogをよろしくお願いいたします。
posted by 事務局 at 04:51 | News! | comments(0) |
遅い春と、新緑。

世間ではすでに真夏のような暑さなのだとか…。
そんなこともつゆ知らず、ワタラセの中でも最も標高の高い(?)足尾では、遅い春が終わり駆け足で新緑の季節が通り過ぎ、初夏を迎えようとしています。

上の写真は、去る5月中旬、足尾の山中にある幻のスキー場「草刈山」へのリサーチ時に発見した「枯れた」ご神木。

いえいえ、ご神木と名付けただけで、実際には決してお社のようなものがあるわけではない(道中の至る所に、小さな石の祠はありましたが…)ものの、禍々しいほどにねじれて成長した松の木は、今にも山から這い出ようとしたその瞬間のお姿のまま、朽ち果てておりました。
ある意味、霊的かつパワースポット的な、そして足尾の「銅山以前」のアニミズム的な山岳民族の生活を何となく匂わせるような光景でした(ほとんど憶測ですが、ね)。



さて、そんなこんなで、レジデンス参加アーティストの募集もぼちぼち開始しつつ、制作用のスタジオづくりなどの大工作業を始めました。
棟梁は猫なので、気ままかつ気まぐれに作業を行っております。


また、馬刺をつまむ会、とかも。



普段であれば、5月に一旦、夏かと思うような日が続き、6月に梅雨入りすると、再びストーブを引っ張り出すほど冷え込みます。
が、今年はどうもだいぶ冷涼か、と。未だに夜〜明け方にかけては気温12〜14℃、下手すりゃ10℃以下になる日も。



…と、外はウグイスだの、鳥たちが一斉に鳴き始める早朝の薄明かりが差してきたところで、近況報告を終了いたします。





<WATARASE Art Project 2014 レジデンス参加者募集について>

http://www.watarase-art-project.com/2014/arts-watarase-02-air.html


ぜひ、みなさまご応募ください!!



posted by 事務局 at 04:42 | Research! | comments(0) |
さよなら、僕らの南橋。


 

南橋社宅の一部がいよいよ、取り壊しとなりました。
かつての足尾銅山鉱山住宅(鉱夫社宅)のひとつである南橋地区は、閉山後、公営住宅へと管理が移りましたが、著しい老朽化のため「特別市営住宅」となり、新規での入居者を受け入れられない場所となっていました。
WAPによるアーティストたちは、そうした「居住」を目的としない代替的な利用(制作場所および展示会場)であることから、特別に使用させていただいてきたのですが、この冬、大雪もまだ解けきっていない中、静かに解体工事が行われています。

足尾の原風景的なものが、またひとつなくなっていく。

そんな風に、多くの方は思われるかもしれません。
それはセンチメンタルなことでもありますが、例えるなら、破壊と創造が表裏一体であるように、私たちアーティストは、解体された場所であっても現場とすることができます。

これからが南橋でのプロジェクトの本当の始まり。
この集落の最後のひとり、最後の一軒がなくなるその時、南橋という集落そのものが消滅しますが、そこに至るまでの過程にどのように関わっていくのか。
失われていくことが必然であるのは、すべての物事に等しい事実であり、けれどその事実に正面から向かっていくプロジェクトはそうそうないでしょう。
WAPは、地域振興のためのアートプロジェクトという枠組みにもちろん該当しているかもしれませんが、維持や継続、向上といったありふれた振興策としてのアートではなく、消えていくという必然にこそ、意味を見出そうとしていますし、そのことからアートの存在意義を確かめようとしています。その試みが、今やっと、スタートラインに立ったのかもしれません。

(皆川)

posted by 事務局 at 23:46 | 2014 | comments(0) |
Arts WATARASE 01 -Chambres d'Amis / antichambre 桐生- 報告
 
作品|渡辺雅絵(会場:広沢“豪邸”)


2014年2月23日〜3月2日、桐生市を中心に2013年度のWAP-展覧会プログラムとして「Chambres d'Amis / antichambre 桐生」展を行いました。


今回の展示プログラムは、これまでのWAPに比べて非常に小規模なものであったかもしれませんが、内容的にはとても濃密なものとなりました。
今回は、途中から桐生市(観光交流課)とのWAPの双方の主催となり、アートプロジェクトであると同時に、桐生市への移住促進なども兼ねた行政事業でもありました。

今回は本当に告知もほとんどせず、また情報のfixも非常に遅れてしまったのですが、作品についてはweb上にてアーカイブしていきますので、どうぞご覧ください。(順次追加予定です)



また、今回の展示は、ベルギー・ゲントで1986年に行われたプロジェクト「Chambres d'Amis(シャンブル・ダミ)」を元に、アートプロジェクトが街で行われる意味を再考するところにひとつの目的があり、その目的に対しての結果として、桐生市の行政事業という「社会に直接的に関わるもの」へと転換されるものとなりましたが、偶然ではあるものの、1986年の「Chambres d'Amis(シャンブル・ダミ)」を取り仕切ったヤン・フート氏が、2月27日にご逝去されました。
何かひとつの時代が巡り、そして次へと移り変わっていく、そんな瞬間が静かに訪れているのかもしれません。偶然とはいえ、今回は企画段階からヤン・フート氏の存在を意識し、またさまざまなアートプロジェクトの在り方を見据えながらの実践であったので、感慨深いものがあります。

アートは、社会に形あるものとして生まれ、社会のシステムとして形が消えていく。
何となくそんなことを思いながら、2013年度も末、2014年も3月になってしまいましたが、間断なく、新しい年度のプログラムが開始されます。


WATARASE Art Project 2014 は、「アートは社会に生まれ、社会に消えていく」をコンセプトに、展覧会プログラム:Arts WATARASE(02 あしお碧水祭)を中心に行っていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。



追:
「Chambres d'Amis / antichambre 桐生」展のゆるい反省会の席にて、新年度からの暫定でのWAP代表が決定しました!誰になったかは秘密。そして僕の立場はどうなるのでしょうか?
とりあえず3月末まで、代表ということで。

(皆川)
posted by 事務局 at 23:21 | 2013 | comments(0) |
シンブンシャ・プロジェクトからお知らせ


2010年3月より、アーティスト:海老由佳子のワークショップなどの一連の活動をきっかけにゆるやかにつくられてきたアート・スペース「シンブンシャ」および「シンブンシャ・プロジェクト」ですが、このたび「放課後美術部『しんぶんしゃ』」という企画名称にて、2014年度に、AAF(アサヒアートフェスティバル)の参加団体となりました。

AAFには、2007-2009年の3カ年、WAPが参加してきましたが、AAFを通じて大きくなったWAPからシンブンシャが生まれ、今度はシンブンシャがAAFへと参加することになります。
もしかしたら、数年後にはシンブンシャから新しいプロジェクトや団体が生まれ、AAFへ参加するのでしょうか??笑

ーーーー

今回、AAFへの参加(応募)を決めたのはさまざまな理由がありますが、かねてよりAAFが「助成金プログラムではない」と述べられているように、AAFには助成よりも大きな比重で、全国、また少しずつ世界へと拡大しているアートプロジェクやアートNPO、マイクロ・レジデンスなどとのネットワークがあります。

シンブンシャの鏡に、今も海老由佳子の「シンブンシャから、世界へ」との文字が踊っていますが、足尾という小さな、そして端から見れば寂れてしまった街の中で生まれ育ったシンブンシャだからこそ、その「世界へ」という言葉の意味の大きさを持ち得ると思います。
また、シンブンシャという場所が、もはやアーティストによるイニシアティブでも、単純な地域振興でもなく、関わる人々の意識をアートへと変える作用を持ち、そして中心にいる子供たちにとって、教育にはない社会との関係を構築する重要な場所でもありました。
シンブンシャを動かす子供たちにとっての「世界」は、まだ足尾の街とその周辺、それとテレビやインターネットの中の一部分でしかありませんが、彼・彼女らの「世界」は、AAFへの参加によって大きく変貌することと思います。

折しも、シンブンシャの中心メンバーは、2014年4月から足尾中学校に通う中学生となります。
山間集落の学校教育にはもはや一般的見解となっていますが、子供の数が少ないことで教育環境そのものの選択肢がせばまってしまいがちです。具体的に、シンブンシャを動かしている彼・彼女らが通う予定の足尾中学校での部活動の選択肢はたった2つしかありませんし、そのどちらも、十分に活動ができるほど人数に恵まれていません。しかし、子供の数が少ないことは、それぞれの個性に合わせた究極的な個性化教育へと進めることもできるのかもしれません。
学校教育での、単一基準によって数値化されがち価値観を、シンブンシャは変えてくれるかもしれません。
また、小学生の時点では、まだ子供で居られたものの、これからはそうはいきません。けれどもまだできることは子供のそれとあまり変わらない、もどかしい時期を過ごすこととなるでしょう。
シンブンシャもこれまでは聖域的な「小さな世界」であれば良かったかもしれませんが、しかし彼・彼女らが成長すれば、その「小さな世界」は、一瞬で忘れ去られてしまうでしょう。
彼・彼女らと一緒にシンブンシャも成長する必要があると同時に、そのシンブンシャが、彼・彼女らの「世界」を、「大きな世界」に少しだけ近づけてくれるかもしれません。


思えば、銅山のあった頃の足尾は、山奥の小さな街であったけれど「大きな世界」につながっていました。足尾の技術は「世界」変えていて、同時に足尾の富によって人々は「大きな世界」とつながっていました。山奥という物理的な孤立はまったく関係がなかったのです。
しかし産業が失われればただの「小さな世界」でしかなかく、それに嫌気がさしたり諦めを感じ、多くの人や物が失われていき、「大きな世界」との関わりも断絶していきました。

足尾は「世界」とのつながりを再認識するための場所です。
オルター・モダンとは行かないまでも、足尾やわたらせが経て、そして現状へと至った、物語のような事実は、もうひとつの見えなかった「世界」の存在を示している気がしてなりません。
そして「世界」とは「社会」に限りなく近いものかもしれません。

ーーー

シンブンシャは「小さな世界」の小さな場所で、小さな人たちが動いています。
けれどもしかしたら、小さな人たちが大きな人になろうとするとき、大きな場所で「大きな世界」を夢見ようとしたら、この「小さな世界」にも「大きな世界」につながり得る大きな価値があることに気づいてくれるのかもしれません。
むしろ「大きな世界」にはない、その価値の在り方をつくり出してくれるかもしれません。
これまでにはなかった「世界」へのつながり方として。


2010年に、シンブンシャが動き始めたあのとき、海老と少しだけ、そんな話をしたことを覚えています。
あのとき「シンブンシャがAAFとかに参加しちゃったりしたら面白いね」と軽く言っていたことが、彼・彼女らにとって、ほんの遊びの延長であったとしても実現し始めました。

WAPは、ほんの遠足にでも行くような気持ちで、都市を経由してアーティストがわたらせという「小さな世界」へと訪れてきましたが、今度はわたらせから、ほんの遠足にでも行くのと同じ感覚で、小さなアーティストたちが「大きな世界」へと旅立って行きます。

彼・彼女ら小さなアーティストの旅立ちを、ぜひ、みなさまご支援いただけましたら幸いです。


(WATARASE Art Project 代表:皆川)








 
posted by 事務局 at 19:55 | News! | comments(0) |
webサイト更新のお知らせ【展覧会情報UP!】
 

WATARASE Art Project ウェブサイトより最新情報をアップデートいたしました。

いよいよ、2013年度の展覧会プログラム「Arts WATARASE 01」が始動します。
…と言っても、2013年も残り1ヶ月を過ぎてしまい、実際は2014年2月末からの開催です。
今回の会期は1週間ほどと、とても短いのですが、この機会をお見逃しなく。
WAPとしては恒例であった「お泊まり企画」も行いますよ。



また、足尾の「Gallery SHADDY」でのプロジェクトや、あの「足尾Tシャツ」の審査結果も発表いたしました!
こちらもぜひご覧ください!


それでは、お楽しみに!
posted by 事務局 at 03:05 | 2013 | comments(0) |
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WATARASE Art Project は 群馬県桐生市から栃木県日光市足尾町を繋ぐ「わたらせ渓谷鐵道」の沿線で、アーティスト主体で行なわれている現代美術(ART)とAIRのプロジェクトです。

『僕たち私たちは、敢えて空気を読みません』

アーティストと地域住民とが「ゆるい連携」をつくり、地域をアーティストの視点から、現代美術を地域性という視点から、捉え直し、相互の価値の革新を試み続けています。
ともすれば「地域づくり」≒「地域こわし」かもしれません。しかし、地域の固定概念を壊す、そんな『創造的破壊』を目指します。

WATARASE Art Project Official Web-site



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