明けましておめでとうございます。
足尾クラブコーチの中島佑太です。
年末の足尾の様子をお伝えしようと思ったら、年が明けてしまったので、中島の個人的な年賀状画像から失礼させて頂きました。
そんな感じですが、
本年もWATARASE Art Projectをよろしくお願いします。
さて、勝手にご挨拶させていだだきましたが、
年末の足尾の様子をお伝えしようと思います。
12月24日〜26日に私中島佑太と海老由佳子は足尾にお邪魔させていただきました。
まずは足尾小学校に行き、1月に足尾小学校向けに企画しているワークショップの打ち合わせを4年生担当の先生とさせていただきました。45分という短い時間ですが、70人の児童たちとワークショップをします。わお。
どんな内容かは乞うご期待。
25日はシンブンシャと野球部のクリスマスパーティーをはしごしました。
シンブンシャは鍋パーティー、野球部は焼き肉パーティーと純和風なクリスマスを楽しみました。
シンブンシャの女の子達はビンゴやプレゼント交換などをしてとても楽しそうでした。
野球部は集まってニンテンドーDSをし、肉の取り合いを戦場と呼び、食ったらまたゲーム再開。
年は同じくらいでも、男の子と女の子とでこうも違うものなんですね。
26日はクリスマスから一変しお正月モード。
地元の仁平産業と足尾クラブの餅つきを足尾小学校の校庭で行いました。
足尾小OBのひかるくんや仁平家長男龍太くん、星野さんのおばあちゃんや専念寺のおばあちゃんも駆けつけてみんなで餅つき。
この餅つきは元もと、仁平産業の先代が好きで受け継いでいた行事らしく、先代亡き今も先代を偲んで続けているんだとか。
自動餅つき機などもあるし、わざわざ臼と杵を使わなくなった昨今、小さくても脈々と続いている餅つきが足尾にはありました。野球部の子ども達が楽しみながら、学校の道具も借りながら、近所のおばあちゃんたちと餅をつく。昔は日本のどこでもやっていたことは、当然少しは足尾にもあったことだろう。どうして今は少なくなっちゃったんだろう?
仁平産業と足尾クラブの餅つきだって、仁平さんがわざわざ続けている感じ。
そうか、こうゆうのってわざわざやらなくちゃできないものだったのかもしれないなあ昔から。わざわざ集まってわざわざ疲れることをする、ってなんだかお祭りにも精通する考え方なのかも。
そんな年に一度の小さな「わざわざ感」が、無病息災を願いながら、餅つきの技術や伝統を継承し、小さなコミュニティーを繋ぎ止めるきっかけになり、筋肉痛になる。
最近雨後のタケノコのように増えている地域系アートプロジェクトを見ていて、地域活性化ってなんだろう?ってずっと考えていたんだけど、集客数や経済効果という一時的な潤いだけを活性化というんじゃなくて、このような地域の小さな恒例行事が、ささやかに続いていくこと、その中で地域コミュニティーが再構築されていくことを、アートプロジェクトやアーティストとコミュニティーの関係の中でできたら、それもひとつの地域活性化とよべるんじゃないだろうか?
ということを考えた年末でした。
僕ら大人には懐かしの「あゆみ」ももらって冬休み。
寒い足尾の冬休みは17日まで続きます。
中身のことは秘密。
それでは良いお年を。
中島 佑太
NAKAJIMA Yuta
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