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Arts WATARASE 01 -Chambres d'Amis / antichambre 桐生- 報告
 
作品|渡辺雅絵(会場:広沢“豪邸”)


2014年2月23日〜3月2日、桐生市を中心に2013年度のWAP-展覧会プログラムとして「Chambres d'Amis / antichambre 桐生」展を行いました。


今回の展示プログラムは、これまでのWAPに比べて非常に小規模なものであったかもしれませんが、内容的にはとても濃密なものとなりました。
今回は、途中から桐生市(観光交流課)とのWAPの双方の主催となり、アートプロジェクトであると同時に、桐生市への移住促進なども兼ねた行政事業でもありました。

今回は本当に告知もほとんどせず、また情報のfixも非常に遅れてしまったのですが、作品についてはweb上にてアーカイブしていきますので、どうぞご覧ください。(順次追加予定です)



また、今回の展示は、ベルギー・ゲントで1986年に行われたプロジェクト「Chambres d'Amis(シャンブル・ダミ)」を元に、アートプロジェクトが街で行われる意味を再考するところにひとつの目的があり、その目的に対しての結果として、桐生市の行政事業という「社会に直接的に関わるもの」へと転換されるものとなりましたが、偶然ではあるものの、1986年の「Chambres d'Amis(シャンブル・ダミ)」を取り仕切ったヤン・フート氏が、2月27日にご逝去されました。
何かひとつの時代が巡り、そして次へと移り変わっていく、そんな瞬間が静かに訪れているのかもしれません。偶然とはいえ、今回は企画段階からヤン・フート氏の存在を意識し、またさまざまなアートプロジェクトの在り方を見据えながらの実践であったので、感慨深いものがあります。

アートは、社会に形あるものとして生まれ、社会のシステムとして形が消えていく。
何となくそんなことを思いながら、2013年度も末、2014年も3月になってしまいましたが、間断なく、新しい年度のプログラムが開始されます。


WATARASE Art Project 2014 は、「アートは社会に生まれ、社会に消えていく」をコンセプトに、展覧会プログラム:Arts WATARASE(02 あしお碧水祭)を中心に行っていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。



追:
「Chambres d'Amis / antichambre 桐生」展のゆるい反省会の席にて、新年度からの暫定でのWAP代表が決定しました!誰になったかは秘密。そして僕の立場はどうなるのでしょうか?
とりあえず3月末まで、代表ということで。

(皆川)
posted by 事務局 at 23:21 | 2013 | comments(0) |
webサイト更新のお知らせ【展覧会情報UP!】
 

WATARASE Art Project ウェブサイトより最新情報をアップデートいたしました。

いよいよ、2013年度の展覧会プログラム「Arts WATARASE 01」が始動します。
…と言っても、2013年も残り1ヶ月を過ぎてしまい、実際は2014年2月末からの開催です。
今回の会期は1週間ほどと、とても短いのですが、この機会をお見逃しなく。
WAPとしては恒例であった「お泊まり企画」も行いますよ。



また、足尾の「Gallery SHADDY」でのプロジェクトや、あの「足尾Tシャツ」の審査結果も発表いたしました!
こちらもぜひご覧ください!


それでは、お楽しみに!
posted by 事務局 at 03:05 | 2013 | comments(0) |
ギャラリーシャディー第3回展 『 加藤さん、、、』に寄せて。
 

  お久しぶりです。ほぼ天然記念物と化していた きただです。

さむくなってきましたが皆様いかがおすごしでしょうか。今回、おなじみ「ギャラリーシャディ」にて企画展を開催する運びとなりました。この場を勝手にお借りして、そのコメントを記載します。期日と詳細はツイッターアカウントにて記しておりますので、そちらの方もよろしくお願いします。皆様のお越しをお待ちしています。宜しくお願いします。

  『 加藤さん、、、』に寄せて。

  当初の展示タイトルは、[アイデアをすべて出してそして、、、終わり。]だった。DM のデザインも墨で殴り書きにしようと、、、。文字通り、今回で終わりにしようとしていたのだ。このワップという長い青春からの脱出、、、。

 

  以前とある女性研究者から受けたインタビューのなかで私はこう答えていた。質疑-ワップ参加の経過について。「、、、やりたいことがまだまだいっぱいあり過ぎるんだよね。だから継続出来てるし、あえてそれを残して、次回のモチベーションにしている、、、」と。

短命であるのが宿命であるかのような「喪失感」を伴うアートプロジェクトの一傾向は、必ずしもイイコではない美術の純粋性が、露になるのを拒むからではないのか。また、それを拒むがあまり、 消極的になる作家が奏でる悲壮感の過剰演出ような暗い、汚いイメージの羅列は、良くも悪くも祭り上げられ、各々の独自性を画一化している感は、否めないだろう。私はそんなアートプロジェクトの現在にだいぶ前から辟易している。その為、この地では、比較的滑稽といえるような作品制作を継続してきた。ダークサイドの人間の宿命のような●つもり●で。わたらせ渓谷鐵道には何度も乗り、40km歩き(^_^;)))(^o^)、ビビり、若者に媚びたり、現地の物も頂いていっぱい食べた。敬語の勉強をし、演劇も、やっぱり鬼ごっこも愉しかったなあ。


 
以前、 WAP実行委員会で、福武財団の助成報告会/小豆島を訪れたことがあった。しかし私はひとり、帰りのフェリー乗り場にどうしても間に合わない状況に陥った。次の日は高速バスで新宿に居なければならないのに。そんなとき、暗がりの中、井戸端会議中の関西弁が聞こえてきた。わたしは何故かテンパってこう言ったのだ。「宇野港はどっち、、、ですか。」そのおばさま達はこう答えた。「あんたどこいくん?迎えがあるから乗せてってあげたるは。ほなあ」そして何と一分もしないうちに私の前に赤色の車が横つけされたのである。其れからの帰りの会話は、あまりよく覚えていないが、只、この地には芸術活動のために赴いたということだけで、すらすらと、テンポ良く応対していくお互いは、良くおぼえている。この地を呪うくらいに悲観的にさえなっていた自分が、なんだか KUMAさんのような芸術家に、笑福亭鶴瓶のようなタレントの様に思えた。そして船の旅。もう完璧である。


加藤さんとは、実在する同年代の人で、大変堅実な印象の男性です。その方は来春、第一子を授かるそうでその記念として、私にその子の似顔絵を依頼されました。「こんなアーテイストの端くれのような私に?、、、ですか」と畏れ、画題に困惑したのも束の間、この企画展示の依頼も飛び込んでしまった。

そこでの 私の判断は、ひとつしかなかった。両刀使いで、全てをさらけ出すこと。

 

今回で終わります。なにが? ってそれは秘密です。

 

 

北田アキシゲ-【 artist /performer

posted by kitada at 08:27 | 2013 | comments(3) |
やどりびプロジェクト!
 

昨年"PARADE"展にて、最終日の桐生でのイベントを飾った「やどりびプロジェクト」。
実は、桐生市の中心市街地の老朽化したアーケードや、増加する空き家・空き店舗などの問題へアプローチする「桐生市まちなか再生総合支援事業」の一環として行われているものでもあります。
2011年秋よりWAPが同事業へオブザーバー参加していることをきっかけに、昨年の"PARADE"展に合わせ、地域の人々により企画されて行われたもので、今年もまた「やどりび」が行われます!


地域の人々が、自分たちの手で、自分たちの住むまちをよりよくしようと試みる「やどりびプロジェクト」は、余所から来た借り物のアートが主役ではない、地域の人々が主体的に、自らアートを生み出していこうと企画・制作・展示を行うアートプロジェクトです。
優れた美術作品を借りてくる、優れたアーティストを招聘する…などで、アートイベントを行うこともできるのですが、その状態では、地域の人々の手に「アート」が実感となって残ることは難しいでしょう。
昨年の「やどりびプロジェクト」の企画段階では、こうしたことが懸念されていました。
また、桐生樹徳中学校・高等学校の美術教諭から、学校の美術教育と地域連携をはかることはできないか、という提案もあり、「やどりびプロジェクト」は、地域の人々の手による自律的かつ自浄的作用としてのプロジェクトで、また、地域の10代にとって、美術という視点を通して地域の問題へと目を向ける教育の場でもあります。

沈降するまちの「あかり」を再び灯すためには、何かを「持ってくる」のではなく、その場所で「つくる」のが重要ではないか、と、ある意味で、アーティスト・イン・レジデンスを主体としたWAPのプロジェクトの進め方、その考えが地域の人々に浸透していった結果なのかもしれません。


「やどりびプロジェクト」のアーティストは、そのほとんどが地域の人々や地元の中学生(一部、高校生)たちです。
それは、とうてい、優れた美術作品には及ばないかもしれません。また、大きな成功を収めるものとは限りません。
ですが、多くの人々を呼び込む、観光を主眼としたアートフェスティバル/アートイベントが、=アートプロジェクトとして認識されがちですが、本来の、アートという視点や手法をもって、何らかの社会的問題や課題に取り組む、アートプロジェクト本来の意味からは、「やどりびプロジェクト」は非常にまっとうなものだと言えます。

「やどりびプロジェクト」はこれからも成長を続けるでしょう。
週末に台風(27号・28号)が近づいているのが気になるところですが、地域の人々のアクティビティが生み出すクリエイティビティである「やどりびプロジェクト」に、ぜひお越しください。


posted by 事務局 at 21:11 | 2013 | comments(0) |
高校生とアートプロジェクト。
 
今年のWAPは、さまざまな世代・立場の人との協働も進めています。
その中でも、栃木県立今市高校、栃木県立今市工業高校との連携を、市の社会福祉協議会との協働により進め、高校生とのアートプロジェクトを始めました。

上の画像は、チーム今高の生徒らが足尾をリサーチした日の様子。





さて、今市高校、今市工業高校とどんなアートプロジェクトが進められているのか…
それは、まだ秘密(!)なのですが、ぜひご期待ください!

posted by 事務局 at 00:07 | 2013 | comments(0) |
夏の活動報告。
 

さて、8月1日よりブログ記事の更新が滞ってしまっていましたが、満を持して(?)活動の報告をします!

まずはシンブンシャの活動。
例年、シンブンシャ・キッズによる足尾でのカフェプロジェクトを行っていましたが、今年の夏は、シンブンシャによるカフェ・プロジェクトはさまざまな場所で出張する形で展開!
上の写真は、栃木県日光市今市の中心市街地で行われた「arsic」なるイベントでの出店の様子。

昨年好評だった「シンブン茶」や「シンブン茶ソーダ」、さらには勝手に放置スタイルで採れちゃった夏野菜(トマト・ししとう・トウガラシ)を引っさげ、観客の皆さんに足尾の魅力を伝えて参りました!!



また、例年どーり、足尾町納涼祭の仮装直利音頭(盆踊り)にも参加。
今年のシンブンシャは、スタジオ・ジ○リをテーマに仮装を行い、大人に交じって可愛らしくも、
一生懸命に踊ってきました。


なお、足尾町納涼祭では、件の「足尾Tシャツ世界大会」の最終投票も急遽行いました!
グランプリは誰の手に・・・!!?
posted by 事務局 at 23:42 | 2013 | comments(0) |
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WATARASE Art Project は 群馬県桐生市から栃木県日光市足尾町を繋ぐ「わたらせ渓谷鐵道」の沿線で、アーティスト主体で行なわれている現代美術(ART)とAIRのプロジェクトです。

『僕たち私たちは、敢えて空気を読みません』

アーティストと地域住民とが「ゆるい連携」をつくり、地域をアーティストの視点から、現代美術を地域性という視点から、捉え直し、相互の価値の革新を試み続けています。
ともすれば「地域づくり」≒「地域こわし」かもしれません。しかし、地域の固定概念を壊す、そんな『創造的破壊』を目指します。

WATARASE Art Project Official Web-site



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