どこですか?? そう、ここはあの「シャディ」です。
ずいぶんと更新が滞ってましたが、WAP2013のプログラムが少しずつ始まりました。
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Gallery SHADDYは、2006年から始まったWATARASE Art Project(WAP)で現代美術作品の
展示会場として使われてきた日光市足尾町の空き店舗です。
2007年、町井理恵(武蔵野美術大学卒)が足尾町の小さな空き店舗に可能性を見出し展示
会場としてから、2008年に上原和美(当時 東京芸術大学)の声かけによって、地域の人々と
ともにつくりあげてきた「ギャラリー」です。
以降、2009年:森健太郎(当時 東京造形大学)、2010年:中島佑太(東京芸術大学卒)、
2011-2012年:坂本英子(北海道教育大学卒)といった、新進気鋭の若手アーティストが作品
を制作・展示する場としてきました。
今年度は約1年間をかけて、WAPがセレクトしたアーティストを月ごとに紹介、各アーティスト
の個展を連続開催していきます。
4月から、地味にちょこちょこと試験的な展示を繰り返しつつ、補修改修などを行なってきまし
たが、いよいよ、ついに「Gallery SHADDY」がオープンします。
記念すべき第一回は、2010年のWAP-アーティスト・イン・レジデンスプログラムにて公募に
より選出、以降、2011-2012年のWAP「PARADE」展に参加した圓山和幸による個展となり
ます。
Gallery SHADDY artist selection①
圓山和幸 個展『部屋は明るい方が良い』
2013年6月23日(日)〜 7月21日(日)
開廊 不定期
*1 主に土日に作家が在廊する予定です。
*2 展示期間中は16:00-1930の間(作家不在の場合でも)照明を点灯します。
ショーウィンドウから展示風景を見られます。
細い絵筆で緻密な線や点を集積させ、長い時間をかけて構築される圓山の絵画は、静寂のなかに
深い精神の揺らぎを内包しています。
圓山は2011年にWAPの活動エリアでもある群馬県桐生市に移住し、本展では移住前の2009年
から本年の新作までを厳選して展示いたします。
さまざまな環境の変化、社会の変動を経たなかで制作された圓山の絵画たちは、今日が描き出す
未来には演繹的仮定も帰納的推論も無力であることを訴えかけながらも、私たちを導くための
不可視な地図が確かにあることを示すでしょう。
足尾へ来たおりに、どうぞご高覧ください。
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ささやかながら、作家を囲み、下記日程にてオープニングパーティーを行います。
お近くの方で、お時間ありましたらどうぞお越しください。
オープニングパーティー
2013年6月22日(土)19:00〜 @Gallery SHADDY
入場無料(お飲物などご用意いたします)