西ノ宮 佳代 個展
九十九の杜(つくものもり)2012.04.25 [wed] - 05.26 [sat]
*4月29日(日)~5月6日(日)は連休
gallery Art UNLIMITED(東京都港区南青山1-26-4六本木ダイヤビル3F)
営業:13:00-19:00 (入場無料) 休廊:日・祝・火曜
WATARASE Art Project 2007では沢入駅、WATARASE Art Project 2008 では水沼温泉、
過去2回参加したWAPでは、どちらも来場者の心をグッと掴んで離さなかった、
独特なオーラのある作品で人気の、西ノ宮佳代の個展のお知らせです。
現在、とっても売れっ子のアーティストですが、
伝統的なモザイク壁画の技法を継承しつつ、彼女が独自に名付けた「蓬莱郷」なる内的世界を、
九十九(つくも)のマテリアルで具現化しています。
現代美術なんて小難しくって…なんてアレルギーの方こそ、ぜひ足を運んでいただければと思います。
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N a t u r a l n u m b e r /林 頌 介
【Natural number /林 頌介】
2012.5.5 sat ー 5.20 sun
13:00-20:00(水曜・木曜は休廊)入場無料
5.5 sat 19:00 ギャラリートーク
florist gallery N(名古屋市千種区鏡池通3-5-1)
2006年、WATARASE Art Project の設立時から、2008年まで参加していた林頌介の個展のお知らせです。
2006年、旧桑原利平マンガン工場の扉が初めて開かれた「あの瞬間」に立ち会った、数少ないメンバーで、
作品の発表だけでなく、アーカイブの制作/構成やバナー、パンフレットのデザインなどを担当していました。
今回の個展の会場はギャラリーとしては一風変わった場所で、
「Natural number」(=自然数、数式の「n」)、また ギャラリーの名前でもある「n」に、
さまざまなものを代入する形で制作された新作が展示される予定です。
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さて、展覧会を2つご紹介しましたが、この2名の作家は、ともにWAPに参加してきただけでなく、
WAP代表ミナガワの、東京芸術大学での「たった2人」の同級生です。
学部〜大学院修士〜大学院博士と9年間を経て、最初は56名だった同級生も、
最後まで大学に残っていたのは、西ノ宮、林、ミナガワの3人だけ(ちなみに林、ミナガワは休学中)なのですが、
不思議にも、この3人がWAPに何らか関与していたということも、面白い関係でもあります。
春の気配も過ぎ行き、そろそろ梅雨の兆しを感じ始める頃、
東京・名古屋・渡良瀬…と、ぜひ皆さん足をお運びいただければと思います。
(皆川俊平)