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おつかレビュー:作品紹介-膝館理奈


2008年に「渡良瀬CampingTrain」のディレクターでもあった膝館理奈の、
今回の作品は「お茶屋」。

沢入駅前の旧米田商店で、土日のみ茶屋が開店しました。


 場所の使い方の可能性を提示する、というスタンスのもと、
敢えてビジュアルで見せるための物を置かずに、
ごく自然な「お茶屋」の体裁で展開しました。


種々のアートプロジェクトの中で、食を扱うアーティストを多く見受けます。
ただ、食をひとつの素材、食にまつわるコミュニケーションを立脚点として
作品をつくっても、それが美術である必要がどれほどあるのでしょうか。
(つまりは目的として「食べてしまう」のだから、概念的なものであっても、
 結局どこまで行っても食べ物に変わりはない)

それに対して今回の米田商店での試みは、「場の可能性」を提示するというスタンスから、
視覚体験ではない美術の在り方へ、という逆説的な方法で茶屋へと
たどり着いたように思えます。

ちなみにいま現在、沢入地区では、コンビニや喫茶店はおろか、
八百屋、魚屋などの商店もひとつもありません。
(あるのはあのおいしい豆腐屋さんだけです。)

沢入という場を読み取り、この場所で美術展を行うとしたら、
来場者にとっても、街とにとっても、他の展示会場にとっても、
茶屋はあるべくして、そこにあるわけです。



minagawa
posted by 事務局 at 18:13 | 2009:AZUMA | comments(0) |
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『僕たち私たちは、敢えて空気を読みません』

アーティストと地域住民とが「ゆるい連携」をつくり、地域をアーティストの視点から、現代美術を地域性という視点から、捉え直し、相互の価値の革新を試み続けています。
ともすれば「地域づくり」≒「地域こわし」かもしれません。しかし、地域の固定概念を壊す、そんな『創造的破壊』を目指します。

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