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会期終了…レビュー vol.3
<シンブンシャ>


 シンブンシャは、3/27と3/28のみの
 公開でしたが、
 ここでは海老由佳子のプロジェクトが
 行なわれました。(今後も継続中!)

 海老さんのプロジェクトは、
 足尾で街の人と、染料となる植物を育て、
 染色も街の人と一緒に行ない、
 それらをまた次の作品へとつなぐ…
 そんな、ワークインプログレスな試みで、
 2010年の1年間をかけて行なっていく予定です。

 さて、シンブンシャは、シャディや
 モトチクロともまた違った雰囲気で、
 入口を開けると大きな土間。
 奥には広い畳の部屋が広がります。
 この会場の改修は、お隣の板金屋さんの
 おじいちゃんが、たくさん手伝ってくれました。

 左は、植物の栽培用の部屋への入口。


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posted by 事務局 at 19:45 | 2010 | comments(2) |
会期終了…レビュー vol.2
shoko.が、モトチクロについていろいろ書いてくれてるので、
他の会場がどんなだったか、ご報告します。


<シャディ>



夜に撮影したシャディです。
シャディの作品は、4月上旬まで、ショーウィンドウ越しに見られます。
センサーライトで、ショーウィンドウ前に立つと、ライトが点きます。

さて、今回のシャディの作品(森健太郎)は、
古着のひとつひとつは、それを着ていた人たちでもあり、
それらが集まって「山」が再び胎動を始める…というイメージを形にしたものです。


ギャラリーのように真っ白に塗ったシャディに、カラフルな古着の「山」が映えて見えます。

シャディの前は、足尾の地元の方々がよく訪れる八百屋さんがあり、
「どういう作品なんだかわからないよ〜」とか笑いながら言われつつも、
空っぽであったショーウィンドウに突如として現れた「山」に通る人たちは必ず足を止める、
そんなインパクトがありました。

カラフルな見た目は、まだ冬の足尾の風景に比べてポップでもあり、また仰々しくもあり、
けれどこの作品には、ある種の力強さが溢れているようにも思います。
特に、足尾の人たちにとっての「山」は「銅山(やま)」であり、
それは激動の近代化を彩った場所でもあります。
かつて土地が持っていた力強さを、視点を替えて表したとも言えます。


<info>


 駅のインフォメーションブースです。

 松原にあった小さな繊維工場跡が、
 この会期の直前に取り壊しになりました。

 その際、工場の持ち主の方から
 いただいてきたデスクを使っています。

 天板を黒板のように仕立てたところ、
 いろいろな子供たちの「落書き」が残り、
 なんとも微笑ましい感じになりました。


 今会期は、制作中は好天で、
 わりと暖かい日が多かったのですが、
 会期が始まるとまた冬に逆戻り。
 足尾ではまだ花も咲く気配がありません。
 ただそんな中でも、WAPの各会場では、
 街の人たちの温かさに触れることが
 できたように思います。
posted by 事務局 at 19:14 | 2010 | comments(0) |
会期終了
昨日、WAP2009 冬会期が無事終了いたしました。

作家たちは展示会場の整理を終えて、それぞれ帰京。

私が展示を行ったモトチクロは展示開始当時の空間とは明らかに違って見えました。
一週間の展示でしたが本当に色んな人達がここを訪れてくれました。


ML_100329_1057~020001.jpg

銅山時代の(元)地区労働組合が最近ではただの古い空き家と認識されていたところ、たまたまここと出会い私の我が侭で周りの方々を巻き込みながら“モトチクロ”として生まれ変わりました。

この会期中、その時代を知らない足尾の子供たちがここを見つけ、頻繁に遊びに来てくれるようになりました。
それは私には思わぬ出来事で、子供たちにとって元・地区労働組合ではなく最初からモトチクロという新しい場所であったと思うのです。
昔のことは知らないけど町の中に新たな場所を発見。
不思議な気持ちです。

昔のチクロを知っていた方々も、手を加えたこの場を見て懐かしんでいるような、新しいものを見ているような、そんな面持ちで色んなお話を聞かせてくれました。


100329_1100~010002.jpg

↑女の子がくれたツクシ。
(今日見たら緑の胞子を吐いてました)


ご来場頂いた方々ありがとうございました。
改修作業でご協力頂いた方々に心より感謝。

Shoko.
posted by Project Member at 15:50 | 2010 | comments(0) |
シャディ?
20100328143209.jpg

…って何?
 
要はカタログハウス「シャディ」の跡なのですが、ここは松原商店街の他の会場より早く、2007年から使ってきました。
2008年に改修が始まり、それが今回の松原でのプロジェクト全体へとつながってきました。
 

20100328144955.jpg

今回の展示は森健太郎の作品です。

お客さんは見ることのできない、作品の「内側」から。
posted by Shumpei Minagawa at 14:48 | 2010 | comments(1) |
着物をもらったので、
20100327190824.jpg
 
お漏らし忍者S子ちゃん!
見参!
 
…らしいよ。
posted by Shumpei Minagawa at 19:10 | 2010 | comments(1) |
門眞的レビュー/北田アキシゲ作品



『北田君の作品、…微妙に面白いです なんか変な気分なる。。 #watarase     3:04 PM Mar 25th』  

門眞のtwitter(@uresiikanasii)より。



このプロジェクトが変わって来ているー、と 今期の出品作品から感じた。
今までなら出てこなかった作品が出てきたのだ。
北田作品(Another DPPJ)と皆川作品(「その日に風が吹いていた」ことに関するドローイングとして)は、数ヶ月のレジデンスでの制作ともまた違う、何年間かに渡る長い関わりの中から生まれた作品であると言える。

この記事では特に北田の作品を取り上げてレビューしたい。

(以下作品概要の説明アリなのでこれから観に行きたい方はご注意を!)

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posted by Project Member at 17:01 | 2010 | comments(3) |
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WATARASE Art Project は 群馬県桐生市から栃木県日光市足尾町を繋ぐ「わたらせ渓谷鐵道」の沿線で、アーティスト主体で行なわれている現代美術(ART)とAIRのプロジェクトです。

『僕たち私たちは、敢えて空気を読みません』

アーティストと地域住民とが「ゆるい連携」をつくり、地域をアーティストの視点から、現代美術を地域性という視点から、捉え直し、相互の価値の革新を試み続けています。
ともすれば「地域づくり」≒「地域こわし」かもしれません。しかし、地域の固定概念を壊す、そんな『創造的破壊』を目指します。

WATARASE Art Project Official Web-site



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