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ブレックファースト
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今朝はルナちゃんが作ったバナナホットケーキで朝ごはんです。
しあわせ♡
posted by 事務局 at 08:35 | 2011-2012 | comments(0) |
南橋社宅での展示について
 

足尾:南橋(なんきょう)社宅で展示に使用している棟は、かなりいわくつきの場所だったのですが、
宮嵜浩、井崎菜々の展示する「16号棟」は相当なものです。



宮嵜が展示を行なっている2部屋は、集落で葬祭などがあった際の会場として使っていたこともあり、
いつもキレイにされていましたが、
井崎が展示を行なっている部屋は、かつて「ゴミ屋敷」と呼ばれていました。




井崎菜々 展示場所の最後の住人、Y口さんは、
足尾銅山閉山後、鉱夫から(おそらく)教師に転職し、妻と娘と3人で、南橋に暮らしていました。

しかし(詳しくは書けない)『あること』をきっかけに、妻は娘を連れて南橋を出て行き、それを境に、
Y口さんは塞ぎ込み、小綺麗にしていた家も、だんだんとゴミ屋敷のようになり、
南橋の他の住民ともほとんど会話すること無く、そこを訪れるのは数匹の野良猫だけとなりました。


あるとき、Y口さんが路地で発作をお越し倒れ、五十嵐さん(南橋在住、宮嵜作品にある意味で登場)がそれを発見し、
南橋の人達で病院に担ぎ込んだそうですが、結局、二度と南橋へ帰ることはなく亡くなり、
南橋の人々で葬儀も済ませ、引き取り手のなくなった遺骨だけが、どこへも行き場なく、南橋に残されていました。


それからしばらく経って、南橋にひとりの若い女性が現れました。

Y口さんの遺骨を引き取り、

「父のことで皆さんにはご迷惑をおかけしましたが、本当に感謝しています。ありがとうございました」と言ったそうです。


WAPでは2010年から南橋を使っていますが、この話は南橋16号棟向かいに住む五十嵐さんからうかがったものです。


ただ、後日談として、ですが、Y口さんは、遺骨を引き取りに来た離縁していた娘とは、結局 一緒に「帰らなかった」のです。


彼はまだ、終の住処だった南橋16号棟に居ます。


2010年に南橋でのレジデンスに参加したアーティストは、Y口さんと「会って」いますし、
そのことは南橋の他の住民も感知しています。
ただ、それは恐怖の対象ではありません。


WAPの展示会場は、その大半が「間借り」させてもらっているのであって、その場所で姿が見えようと見えまいと、
そこに居る「誰か」と、作品やアーティストは同居しています。





南橋は、足尾銅山の社宅(鉱夫住宅)として成立し、しかし現在は市条例により「特別市営住宅」という位置づけとなっています。

人口減少と建物の老朽化を背景に、新規の住民の受け入れを行なわない、というもので、
南橋地区全体が「特別市営住宅」に指定されています。

現在の南橋地区の高齢化率は94%、あと10数年後には、おそらく大半の住民が去っていきます。

つまり、現在の住民を最後に、南橋という地区自体が消滅することが宿命づけられた場所なのです。


南橋の人々は、誰が、集落の最期を見届けるのか(つまりは誰が「最後のひとり」になるのか)、
そうした約束のもと、残った時間とそれぞれの人生を、それでも明るく過ごしています。

集落の未来を諦めること、それさえとうに過ぎ去ったからこそ、もう何も迷う必要はなく明るく過ごせるのでしょう。



亡くなってもなお南橋に「住み続けて」いるY口さん、彼がまだそこに居続ける理由は、
南橋の他の人々と一緒に、その集落の最期を見届けようとしているからなのかもしれません。





最盛期の人口が4万人近く、約100年でそれが2,500人程度まで激減した足尾では、この南橋のような状況が、
これまで何度も繰り返し演じられてきました。


足尾という土地の宿命、もしく永遠の命題のようなものに、いま立ち会っていることが、WAPにおける、南橋という場での展示の最大の意義となります。




中村岳は、倒壊した長屋を再構築して、南橋という集落の繋がりを可視化し、
石井香菜子は、誰かが置き忘れた風景から、その場所での不在の存在を立ち上がらせました。

宮嵜浩は、そこにまだ住む人々の日常が、何処よりもドラマティックであることを認識させ、
井崎菜々は、居なくなった人々の「眠り」とその場所の在処を示しました。

そして、円桃子による展示では、消滅が宿命づけられた場に産声が鳴り響きます。






ーーーー





WATARASE Art Project 2012 "PARADE"

南橋社宅の展示は10月21日(日)まで、

土日祝祭日 10:00〜17:00まで公開しています。



本展を最後に、南橋の「空き家」はすべて取り壊しになる可能性があります。

会期もちょうど半分が過ぎたところですが、ぜひご観覧にお越しください。
posted by 事務局 at 14:55 | 2011-2012 | comments(0) |
(いまさらですが)いよいよOPEN!!!!!!
 
そうです。もういまさらです。

9月15日より、WATARASE Art Project 2012 "PARADE"がOPENしました。
なのに気付いたら、もう10月。

あっという間に約半分くらいの会期が過ぎてしまいましたが、
今回の展示は非常に範囲も広いので、一度来たかたはもう一度、
コレからの方は、全会場のコンプリート目指してがんばってください!!

さて、今回の"PARADE"展ですが、WAPとしては初めての、公式ガイドの販売(¥200)を行なっています。

公式ガイドはD版→タブロイドサイズの新聞のような形式で、
こちらの表紙と見開きの印象的な写真は、参加Artist 赤本啓護の「作品」となります。


なお、販売は以下の場所で行なっています。


・桐生駅構内 市民活動推進センター「ゆい」
・大間々会場:旧桑原利平マンガン工場
・水沼駅温泉センター
・花輪駅前 今井屋
・通洞駅前 日光観光協会足尾出張所
・本山会場:赤倉旧マルサン食堂




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この記事の写真は、間藤・本山会場:足尾銅山旧鉱山住宅 南橋社宅 中村岳 作品です。

posted by 事務局 at 14:33 | 2011-2012 | comments(0) |
ボランティアスタッフ、急募だよ!!
 9月15日より「WATARASE Art Project 2012 "PARADE"」が始まりました。

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WATARASE Art Project 2012 "PARADE"

2012年9月15日〜10月21日
10:00〜17:00 / 月・火休み ※開場時間、休日は会場により異なる場合があります。

会場|わたらせ渓谷鐵道 沿線地域(群馬県桐生市・みどり市、栃木県日光市足尾町)
   桐生・大間々・水沼・花輪・小夜戸・沢入・通洞・足尾・間藤-本山 各駅周辺

http://www.watarase-art-project.com/

2006年より始まったWATARASE Art Project。足尾銅山や関東最大の織物産業の桐生など、
日本の近代化を支えながら、今は忘れ去られてしまった地域が、現代ARTにより、再び光り輝きます。
"PARADE"のタイトルのもと、本展では、歴史的意味性、時代の流れなど、さまざまな要素が、
現代ARTによりひとつづきとなり、今日の社会への「もうひとつの解」へと導きます。

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本展は現在 すでに開催中ですが、作品のガイドや展示会場管理にあたるスタッフの増員が
必要となったため、緊急募集いたします!!

<内容>
・展示会場、作品の管理、看視
・作品の簡単な解説、観客の受付と誘導

<日程>
1)10月6日(土)・7日(日)・8日(月)
2)10月13日(土)・14日(日)
3)10月20日(土)・21日(日)

<担当会場> ※下記のうち数カ所
桐生/大間々 地区(群馬県桐生市・みどり市大間々町)
・桐生-旧市川邸
・大間々-旧桑原利平マンガン工場
・大間々-旧野口木材
花輪/小夜戸/沢入 地区(群馬県みどり市東町)
・花輪-旧花輪小学校記念館
・小夜戸(さやど)-サトコの家(旧関口邸)
・沢入(沢入)-旧内田邸
通洞/足尾/間藤-本山 地区(栃木県日光市足尾町)
・通洞-松原商店街
・足尾-足尾銅山旧鉱山住宅 渡良瀬社宅
・足尾-旧神子内小学校
・間藤本山-足尾銅山旧鉱山住宅 南橋(なんきょう)社宅
・間藤本山-赤倉旧マルサン食堂

<スタッフ業務の流れ>
1)当日の朝、担当地区ごとに下記の会場に集合
・9:30 旧桑原利平マンガン工場(群馬県みどり市大間々町大間々1652)
・9:15 旧花輪小学校記念館(群馬県みどり市東町花輪191)
・9:30 赤倉旧マルサン食堂(栃木県日光市足尾町赤倉5-12)
2)各会場の鍵などの受け渡し、各会場へ向かい開場作業
3)作品および会場の看視、観客の受付(必要に応じて簡単な解説)
  ※解説については、各会場ごとに作家が記した解説マニュアルを参照
  ※解説は簡単なものなので、各スタッフごとの解釈(感想)を入れてもかまいません。
   例)〇〇というコンセプトですが、私は△△というようにも思います。など
4)各会場ともに閉場時間となったら閉場
5)朝集まった会場に再度集合し、鍵などの返却や報告を行い解散
  ※旧花輪小学校記念館に集合した方は、再集合場所は わたらせ渓谷鐵道「花輪駅」

<待遇>
・交通費支給 1滞在あたり ¥1,500
・宿泊 - 参加アーティストと同じく、赤倉旧マルサン食堂または桐生-旧市川邸に無料で宿泊可能
・公式ガイドリーフレット(有料 ¥200)などを無料で差し上げます。

※交通費は1滞在につき日帰りの場合は¥1,500、宿泊の場合は1泊2日で¥1,500
※可能であれば宿泊も伴い2日間の参加が望ましいです(特に遠方からお越しの方)


<募集人数>
上記の日程 1〜3で、各日程で10名程度


<応募方法>
下記内容を連絡先までご連絡ください。

①氏名(よみがなも)
②年齢 ※18歳未満の場合は宿泊について要相談
③連絡先(携帯電話番号 / メールアドレス)
④住所
⑤交通手段(車/バイク、公共交通利用の場合は自宅最寄り駅など)
⑥スタッフとして参加可能な日程


<連絡先>
電話:090-2171-4878(担当ミナガワ)
メール:info@watarase-art-project.com



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガイドスタッフについて、複数日、特に宿泊込みで参加される方は、
担当会場などを日程ごとに変更し、ガイドスタッフで参加しながら、
できる限り多くの作品を見られるように配慮いたします。

みなさまのご参加・ご協力をお待ちしております。




WATARASE Art Project 事務局
〒321-1502 栃木県日光市足尾町赤倉5-12
info@watarase-art-project.com

http://www.watarase-art-project.com/
posted by 事務局 at 14:05 | 2011-2012 | comments(0) |
棟梁
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花輪駅インフォの途中経過。

posted by 事務局 at 21:03 | 2011-2012 | comments(0) |
今宵の赤倉
 
Photo0889_0001.jpg


会期が近づき佳境に入ってもなお、夜の赤倉は穏やかです。
 
 
Photo0890.jpg
 
せっせと作業をする傍らで、
 
 
 
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晩酌している菊地さんです。
 
 
posted by WAP2011-2012 at 23:59 | 2011-2012 | comments(0) |
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WATARASE Art Project は 群馬県桐生市から栃木県日光市足尾町を繋ぐ「わたらせ渓谷鐵道」の沿線で、アーティスト主体で行なわれている現代美術(ART)とAIRのプロジェクトです。

『僕たち私たちは、敢えて空気を読みません』

アーティストと地域住民とが「ゆるい連携」をつくり、地域をアーティストの視点から、現代美術を地域性という視点から、捉え直し、相互の価値の革新を試み続けています。
ともすれば「地域づくり」≒「地域こわし」かもしれません。しかし、地域の固定概念を壊す、そんな『創造的破壊』を目指します。

WATARASE Art Project Official Web-site



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